kokikajihara.com をリニューアルしました。
今回の更新は、見た目を新しくするためだけのものではありません。これまで個別に存在していた制作物、文章、写真、音楽、Web制作、AIをめぐる試みを、ひとつの場所で読み解けるように再構成するためのリニューアルです。
個人サイトを、単なるポートフォリオではなく、Koki Kajihara という個人の活動が蓄積されていく Digital Creator のアーカイブ として設計し直しました。
IT’S NEVER TOO LATE
この言葉は、今回のサイト全体を貫く中心的なメッセージです。
何かを始めること、学び直すこと、表現の方法を変えること、これまで別々に見えていた活動をつなぎ直すこと。そうした姿勢を、サイトの構造や言葉、余白、導線のなかに反映しています。
記事の要点
- Koki Kajihara の個人サイト kokikajihara.com をリニューアルしました。
- 目的は、制作実績を並べるだけではなく、AI、音楽、Web、写真、文章表現を横断する活動を記録することです。
- 技術構成は Next.js と Headless WordPress を中心にしています。
- WordPress は CMS として残し、表示部分は Next.js で構築しています。
- Works と Journal を分けることで、制作物と文章の役割を整理しました。
- AI時代の個人サイトとして、LLMOにも配慮した情報設計を意識しています。
なぜリニューアルしたのか
これまでの個人サイトは、主にプロフィールや制作実績を見せる場所として機能していました。しかし、現在の活動はひとつの肩書きだけでは説明しにくくなっています。
AIを使った制作、音楽制作、Webサイトの設計と実装、写真、文章表現、編集的な思考。それぞれは別の領域に見えますが、自分のなかでは地続きのものです。
そこで今回のリニューアルでは、活動を分断して見せるのではなく、複数の表現が交差する場所としてサイト全体を再設計しました。
現在の活動領域
現在の自分の活動は、主に次のような領域にまたがっています。
- Digital Creator:Web、写真、文章、音楽などを横断しながら、デジタル上の表現を制作すること。
- AI Music Producer:AIを制作パートナーとして活用し、音楽や音の表現を探ること。
- Insight Architect:情報や体験を整理し、文脈が伝わる構造として設計すること。
これらの肩書きは、固定された職能名というより、いま自分がどのような視点で制作に向き合っているかを示すための言葉です。
技術だけでも、表現だけでもなく、そのあいだにあるものを扱うこと。今回のサイトは、その現在地を伝えるための土台でもあります。
技術構成:Next.js と Headless WordPress
今回の kokikajihara.com は、Next.js と Headless WordPress を使って構築しています。
技術構成は次の通りです。
- フロントエンド:Next.js
- CMS:WordPress
- 構成:Headless WordPress
- コンテンツ管理:WordPress の投稿、固定ページ、カスタム投稿
- 表示部分:Next.js による独自フロントエンド
Headless WordPress とは、簡単に言えば、WordPressを記事やページを管理するための場所として使い、実際にユーザーが見る画面は別の技術で構築する方法です。
今回の場合、WordPressはCMSとして残し、サイトの表示部分をNext.jsで構築しています。
WordPressをCMSとして残した理由
WordPressには、文章を書き、編集し、公開するための仕組みが整っています。特に、記事を継続的に追加していく個人サイトにおいて、管理画面の使いやすさは大きな意味を持ちます。
一方で、表示部分については、より自由に設計したいという意図がありました。ページの構成、読み込み速度、デザイン、情報の出し方を細かく制御するために、フロントエンドにはNext.jsを採用しています。
つまり、WordPressの強みである「書きやすさ」と、Next.jsの強みである「設計の自由度」を組み合わせるための構成です。
デザインで意識したこと
デザインでは、派手な演出よりも、読むこと、見つけること、たどることに集中できる状態を大切にしました。
意識したのは、余白、読みやすさ、落ち着いたエディトリアル感です。
- 情報を詰め込みすぎず、呼吸できる余白を残すこと。
- 作品や文章が主役になるように、装飾を抑えること。
- 個人サイトでありながら、雑誌や編集ページのように文脈を読める構造にすること。
- 短時間で一覧できる導線と、じっくり読める導線を両立すること。
サイト全体の印象としては、強く主張するよりも、静かに蓄積されていく場所を目指しました。
Works と Journal を分けた理由
今回のリニューアルでは、コンテンツを大きく Works と Journal に分けています。
Works は、制作物やプロジェクトを記録する場所です。Web制作、音楽、写真、AIを使った表現など、形になったものを整理して掲載していきます。
Journal は、考えたこと、試したこと、制作の背景、技術的な記録、日々の視点を残す場所です。
制作物だけでは、その背景にある思考までは伝わりにくいことがあります。反対に、文章だけでは、実際に何を作っているのかが見えにくくなります。
Works と Journal を分けることで、結果としての制作物と、その途中にある考えの両方を残せるようにしました。
AI時代の個人サイトとしての情報設計
今回のサイトでは、人が読むことだけでなく、AIにも文脈が伝わりやすい情報設計を意識しています。
検索エンジンだけでなく、AIがWeb上の情報を読み取り、要約し、推薦する時代において、個人サイトの役割も少しずつ変わってきています。
そのため、ページの見出し、肩書き、活動領域、技術構成、制作物の分類、記事ごとの文脈ができるだけ明確になるように設計しています。
これは、LLMOへの配慮でもあります。
LLMOとは、AIが情報を理解しやすいようにWeb上の情報を整える考え方です。従来のSEOが検索エンジンに向けた最適化だとすれば、LLMOはAIによる理解や要約、参照を意識した情報設計だと考えています。
個人の活動が複数の領域にまたがるほど、文脈を整理して伝えることが重要になります。今回のリニューアルでは、そのための基盤も整えました。
関連キーワード
- Digital Creator
- AI Music Producer
- Insight Architect
- Next.js
- Headless WordPress
- WordPress CMS
- AI
- AI Music
- Web Design
- Photography
- Journal
- Works
- LLMO
- Personal Website
- Creative Archive
これからの kokikajihara.com
このサイトは、完成した作品を並べるだけの場所ではなく、これから少しずつ育てていく場所です。
制作したもの、書いたもの、撮ったもの、考えたこと、試した技術。そうした断片を、時間をかけて追加していきます。
AI、音楽、Web、写真、文章表現は、それぞれ別々の領域でありながら、いまの自分にとってはひとつの連続した制作活動です。
kokikajihara.com は、その活動を記録し、整理し、外に開いていくための場所として運用していきます。
IT’S NEVER TOO LATE
始めること、作り直すこと、学び直すことに、遅すぎるということはない。
このサイトもまた、その考え方を実践するためのひとつの形です。

